OlympusからOM SYSTEMのロゴに変わった初のモデルとなったOM-5。あの時はどうなる事かと思ったし、新ブランドになったとは言えスマホに圧倒されてる気もするカメラ業界だけどイチファンとして応援していきたい。
カメラを新調するにあたり自分が持ちたかったOM-5が完成した。
今回購入したものはOM SYSTEM OM-5ボディ、M.ZUIKO 12-45mm F2.8 Pro IIレンズ、ECG-5グリップ、PeakDesignのクラッチ、LIFE+GUARDのスキン、サンディスクの256GB Extreme PRO UHS-I SDXC 200MB/s、Manfrotto Element トラベル三脚。
全てあちらこちらとネットで購入したので時間がかかってしまった。
カメラは見た目が全て。
そんな言葉があるが、自分もその意見には賛成。
勿論自分にとっての見た目であって、好みは人それぞれ。
自分の持ちたいモノじゃないと、撮影の前にまず持ち歩く気にならないので自分の好みを最大に詰め込むってのは大事だと考える。
そもそもオリンパス時代からOM-Dシリーズはカメラ自体の見た目が自分好みでしたが。
よほどの革新が起こらない限り今後5年はカメラを買い替えるつもりは無いので長く使う為にも尚更。
書きたい事は色々あるのですが、今回は自分的に一番重要アイテムだったPeakDesign(ピークデザイン)のクラッチと言うハンドストラップについて書いておこうと思う。
便利だけど兎に角いつも邪魔に思ってしまうネックストラップは補助あるいは無しとしたかった。
ベルトを手首に通して止めるカフと言うストラップもあるのですが、クラッチの方が自分は好みなのでそちらを使いたい。
しかし問題があり、このクラッチと言うハンドストラップはミラーレスやコンデジの様にシャッターボタンがボディ天面に付いているタイプだと非常にシャッターが押しにくいと言う欠点がある。
シャッターボタンがミラーレスでもOM-1の様に前に出ているタイプだと問題は無い。
そこでシャッターボタンを前に出すべくECG-5と言う純正のシャッターボタン付きグリップを取り付ける事にした。
このECG-5はネットでは重いとか値段が高いとか結構賛否あるアイテムなので一抹の不安はあったが。
実際取り付けてみて一安心。
まず、このOM-5のボディ驚くほど軽い。本当手にした時は驚いた。
バッテリー、メモリーカード込みで414gらしいがまるでそう感じない。
余談だが、先代E-M5 Mark IIIからプラボディが安っぽいとか文句言われがちだが逆にプラボディ最高ではとさえ思う。
勿論ただのプラスチックではなくエンジニアリングプラスチックなので、んな軟弱では無い。
塗装も非常に綺麗です。
経年での耐久云々はあるのかもしれませんが、自分の初代E-M10は未だ何の問題もありませんし。
常人であればまず困らないでしょう。
所有感や満足感を言い出したら人それぞれキリが無いし、自分の様な人間には見ただけでマグネシウムボディかプラボディかなんて判別不可能だしそこに拘りも特に無い。
その路線はフラグシップたるOM-1にお任せしたい。
そして、レンズはPROレンズなので軽いと言っても382gある。
この程度の重量差だと持った時にレンズの方が垂れるので重く感じるのだが、そこにECG-5の121gをボディに取り付けると、持った時のバランスがすごく良くなるしそんな重くなったと感じないのだ。
グリップをしっかり握り込めるし、クラッチのサポートもあり非常に持ちやすい。
そして人差し指は丁度シャッターボタンに。
手が大きいからグリップをつけると言う人は多いが、私は妻にも負けるほど手が小さい。
手が小さい人も全然心配することは無い。手が小さい人も間違いなく安定性は増す。
このECG-5とクラッチの組み合わせ、E-M5MarkIIIやOM-5で検討してる方には是非お勧めしたい。
長くなるがもう少し。
このクラッチに拘ってる理由の一つが三脚との関係。
カメラで三脚はあまり使わない?三脚プレートはつけたまま?
自分は三脚は割と使う方なんじゃないかなと思います。だけど三脚プレートは不細工だし毎度使う時だけ付けてます。
このクラッチの取り付けですが、上部はカメラボディ三角環(リング)にベルトを通すので固定、下部はカメラボディの底面の三脚穴にプレートを取り付けそこにアンカー(写真の丸いものが付いたゴム紐)と呼ばれる接続ストラップで繋ぐ。
(アンカーが2つ付いてますが一方は同社ピークデザインのネックストラップ接続用に付けてます)
なので三脚穴が使えなくなってしまうのですが、このプレートはアルカスイス互換プレートと言い対応する三脚にはそのまま乗せる事が出来る。
と言う事はアルカスイス互換の三脚があれば、三脚取り付けの為だけの不細工なプレートをつけておく事も無いし、一々プレートを付けたりそうした手間も無いと言う事になる。
今まで使っていたマンフロットの三脚はアルカスイス互換では無いので、そこにクラッチをつけたカメラをとなると毎度カメラ側のプレートを交換する羽目になる。
えっこらえっこらと三脚を使う度に六角レンチでそんなことはしてられない。
対応するマンフロット純正雲台も残念ながら無さそう。
ゴチャゴチャと考えるのもアレなのでそこは大人しく三脚を新調。
マンフロット社のエレメントと言う1万円程度のトラベル用三脚だがミラーレスで普段使いには十分だろうなと言う感じ。
全然チープじゃないし取り付けテストをしてみたがバッチリ問題無しだった。
強いて言えば三脚足を一段一段クルクル回して固定したり緩めるのは少々面倒かなってぐらい。
と言った感じで、このクラッチと言うハンドストラップは三脚の事も関係してくるのでそこは注意です。
長くなってしまったので今回はこの辺で。
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